それって、どの程度実績があるんですか?
なごのどかです。
今日は人事・採用に関わっている人が良く言うと言われる言葉、
「それってどのぐらい実績があるんですか?」について書きます。
ちなみに私は人材紹介の営業もやっていた事があるので、営業先(つまり人事・採用担当ですね)でこのセリフを言われた事があるんですが、逆の立場になって改めて思うのは、このセリフを言う時ってリスクを取りたくない事だけが前に出てる時だなあと感じています(自分も昔はよーく言っていました、、)。
普通に考えるとリスクゼロの施策何てそもそも存在しないのですが、実績が出なければ自分の責任になる事もあるので、ついつい躊躇してしまう。
しかも仮に優良な情報を提供しても結局やらないケースもそれなりに・・(そもそもやらない前提で情報提供をお願いしている事もあるそうで。。)
言い方を変えれば、「一応情報収集はしたんですけど」、と何かあった時の言い訳を作っている様に見えなくもありません。
私はこれまで当社の様な40名の企業から、数千人規模の企業まで、4パターンの企業サイズの採用に関わってきましたが、実績などは考慮しましたが、企業のサイズに関係なく、「自分がこれをやる」という信念を持ってやっている方が成功したケースが多かったです。
何だ精神論かと思うかもですが、腹を括った時って、あらゆる観点から成功する術を模索します。
それが不人気業界だったり、母集団が集まり辛い職種だったとしても、何とかしようと試行錯誤する訳です。失敗しても次に繋がるネタを探しますし、パートナー企業、社内も巻き込みやすいです。
あとは気持ち的にもやらされ感がなく、非常に爽快ですw
逆に、数値的(実績)に効果が高そうという事がメインで実行した施策は、事務的・義務的になってしまったり、失敗した際の原因を自社ではなく他者に求める傾向があります。
「媒体力がない」「原稿が悪い」「営業担当が悪い」「市場が厳しい」
などの理由を挙げる事が多い様ですが、仮にそこに原因があったとしても、それが全ての原因という事はなく、大体は企業側にも原因があったりするものです。
他責的な傾向が強いと、次に繋げるアイデアも生まれてこないですし。
とは言っても、予算や社内での方針でそんな簡単に出来ない事もあるかもしれませんが、まずは小さな施策からでも良いので、自分の信念でやってきてはどうでしょう?
まずは小さな実績を作って、それを元手に、次はもう少し大きな規模のチャレンジをしていけば良いかと。