先入観
なごのどかです。
今日は人事の天敵「先入観」についてあれこれ書きます。
何でこのテーマにしたかと言うと、自分自身この先入観で一喜一憂する経験をしたからで、先入観と言うバイアスがどれだけ判断を誤らせるか、特に相手との距離を縮めるのにマイナスになるかを伝えたいと思ったからです!!
ちなみ自分は、新卒はとある飲食チェーンに入社したんですが、転職した後も飲食業界に在籍していた経験があるだけで、
・就職がないから入社した
・誰でも出来る業務をやっていただけ
・学歴が低い人が行く業界
など、非難とも取れる、先入観に基づいた発言を面接やビジネスの場で受けました・・・。
その後小売業界の人事から別の業界の人事へ転職をする時も、
・小売業界の採用は誰でも出来る
・大量採用経験しかないので当社の知的な採用と合わない(リアルな不採用理由です)
などと、本当に散々な経験をしてきました・・・。
言われた自分としてははらわた煮えくり返る思いでしたが、体験してきた自分としては、採用においてはこれって本当にもったいない事だと思うのです。
「あの業界ってこうだよね」というマイナスイメージがあったとしても、目の前の人がそうとは限りません。もしかしたら、その人はその業界のイメージとは異なる素晴らしく優秀な人かもしれません。でも逆に、プラスイメージがある業界の人が優秀とも限りません。何かの不祥事や事件で良く聞く「まさかあの人が」的な周囲の発言も、大体の場合は先入観で思い込んでいるに過ぎないのです。
ですので、経験もない業界の事をまるで体験したかの様に思いこむ事は危険です。
良い採用をする前に、まずは『脱・先入観』ですよ!!